タイ古式マッサージ  

タイに古くより続く伝統的なマッサージであり、一般的な流れはこうです。

まずお客様にはベッドの上に横たわっていただき、足から施術を始めます。対象は全身であり、四肢、体幹のみならず、首や腹部も含まれます。セラピストは自身の手、指、上腕、肘、膝、足などを駆使して、お客様の各部位にマッサージを施します。このあたりは通常の性感マッサージとあまり変わりません。

特徴的なのは、お客様とセラピストが一体になり、両者が組み合って四肢や体幹を伸ばしたり、まわしたりしてストレッチする姿でしょう。その姿は非常に美しく、俗に「二人ヨガ」とも呼ばれますが、タイ古式マッサージの醍醐味です。

また、タイ古式マッサージには、「セン(SEN)」という考え方があります。このセンは、お客様の身体に張り巡らされたエネルギーのラインのことです。目には見えないこのラインに、マッサージを通じて「気」を流す。気、と聞くと、なんだか怪しいですが、「こころ」の動きが確実に”ある”ように、気の流れもまた、体で確かに感じるエネルギーです。 そしてこの「気」は性感においてもとても大切です。全身の気の流れをよくした後に、リンパ管が集中する鼠径部まわりを丹念にストレッチしたり、生殖器を含むデリケートゾーンを入念にほぐしたりすると、気の流れが更によくなり、感度も向上します。

多くのお客様が最初は緊張されておりますので、まずはこの伝統マッサージでリラックスしていただき、続くカシミールマッサージでこころをほぐしていただきたいと思います。

カシミールマッサージ

このマッサージをご存知の方はほとんどおられないと思います。一部のスピリチュアル系のセラピストさんによって、なかば秘密裏に行われているまさに秘技のようなマッサージです。

そのように聞くと怪しさ満点ですが、実は全身に対して行うオイル(リンパ)マッサージです。ただ、通常の全身オイルとは大きく異なる点があります。それは、セラピストとお客様が一組となって絡み合い、様々なムーブを、両者が協力しながら行う姿です。この点でタイ古式マッサージと通じます。

一例をあげますと、セラピストがあぐらをかき、その上でお客様に仰向けで横たわっていただきます。このとき両者の距離はゼロ。完全に密着しています。その状態でセラピストがお客様の手足を、様々な方向に動かしながら、オイルで丹念にマッサージします。ときおりお客様の足をセラピストの首や肩にかけるなど、アクロバティックなムーブも行います。  その後は胸部から腹部にかけて、やはりオイルで丹念にほぐしを行います。このときお客様はのけぞった状態であって、はたから見ても非常にエロティック。普通に触れられるよりも感度は非常に高まっています。また、この状態でのフェザータッチは格別です。乳房そして乳輪まわりをじらしながら、最後は乳首、そして生殖器に手が伸びます。  生殖器もまた、カシミールマッサージの対象。膣については、ヨニマッサージともいいますが、膣口周りそして膣内のほぐしも怠りません。このときもお客様はセラピストの膝上であらぬ格好をしており、興奮度も高めです。

このように考えますと、カシミールマッサージもまた、「二人ヨガ」といえそうです(二人でヨガる、というしょうもないダジャレも込めつつ・・・笑)。タイ古式マッサージで全身に巡らせた”癒やし”の「気」を、カシミールマッサージによって徐々に”イヤラし”の「気」にシフトさせる。これが、わたくしの行うスペシャルなサービスです。

なお、本来のカシミールマッサージは、タントラという、やはり「気」を扱うワークを事前に組み込みます。ただ、そこまでいくとかなりスピリチュアルです。好き嫌いも大きく分かれます。ワークとしては、呼吸法や瞑想(小周天など)がメインですが、お時間も限られますので、わたしはタントラの部分を省略しています。もしご興味があれば、事前のやりとりの中でヒアリングいたします。

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